踵(かかと)離れが早い
踵(かかと)離れが早い
痛みや違和感を感じるようになると、かばうような歩き方、バランスの取り方が身についてしまいます。

かばうような姿勢や歩き方は痛みを避けるためなので、仕方がないのですが、このまま続けると時間の経過と共に徐々に太もも、骨盤まわりの筋肉に余計な緊張を作り始めます。この状態が慢性化してくると、やがて、筋肉から痛みを出します。筋肉はもはや正常な状態ではなくなります。筋肉はその機能を失い、関節を支えることすらできなくなり、軟骨や骨にまで影響を与えるようになるのです。

だからこそ、姿勢や歩き方をしっかり見つめなおすことが必要だと考えています。

今日登場していただくこちらの方は、太ももまわり、骨盤周囲に強固な筋肉の緊張を作っていました。歴史を感じる筋肉の硬さが存在します。それにしても、どうしてこのような筋肉の緊張を作るようになったのでしょうか。答えはシンプル、その歩き方に原因が潜んでいたのです。

歩きをじっくり確認、筋肉の働きを触診していくと。





左脚の踵が接地する前に、右足の踵が浮いてしまっています。

この使い方こそが、筋肉の硬さの正体です。

これでは歩幅は狭くなりますし、ピョコタンピョコタン、ふくらはぎで蹴って歩くようなパターンになってしまいます。長距離になれば、疲れやすくもなりますし、股関節周りの筋肉は働く機会が失われます。

早急な対応が必要です。実はここにお越し下さる方の中にもこのようなある歩き方する方は非常に多いのです。

佐藤正裕(理学療法士)
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