さて、今日はこのブログについて改めてご紹介させていただきます。私がこのブログをはじめたのは2008年。ちょうど変形性関節症の分野では「保存療法」が、ガイドラインに初めて盛り込まれた時期だったかと記憶しております。まだ一般にご存知ない方も多いことでしょう。この保存療法とは何か。その中身をいち早く多くの方に知っていただきたくこのブログを開設いたしました。
OARSIといわれる変形性関節症の国際学会があります。私はここに参加するのが当時の夢でした。論文でしかみたことがない世界をこの目でしっかり確認したい。その思いもあり、独立開業の道を選びました。当時は日本人の参加者もほとんどなく、だからこそこのブログを通じて生の最新の情報を発信していく必要があると感じていました。
安静療法が当たり前
これが、おそらく日本の医療における古くからの習わしであり、これではなかなか改善は難しいでしょう。私が保存療法に関わり、特に、皆さんに知っていただきたいのは、動かしていけば良くなる可能性がある、ということです。ただ、気をつけたいのは“自己流”で進めてしまうと、厄介な状態に陥ります。都合の良いように動いてしまうと、典型的な症状が身につき、さらなる改善を難しくさせます。
できれば、初期の段階から、健常者と同じような身体の使い方を目指せると到達地点も違うでしょう。
そして、大切なことは動く前に、しっかりほぐす。
強張った筋肉の緊張を、痛気持ちよい程度で結構ですので患部を程よく緩めながら、動いていきましょう。動き方にも癖が出ないように、不安があれば、いつでもご相談下さい。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)