変形性股関節症 脱臼癖
変形性股関節症 脱臼癖
さて、今日は脱臼について。肩には脱臼という表現をよく耳にしますが、股関節ではいかがでしょうか。あまり聞いたことはないと思います。

肩と股関節は同じような形状をしております。変形性肩関節症で手術する人は少ないですが、変形性股関節症では手術件数は増え続けていますね。「脱臼癖」という言葉があるように、股関節も日頃から意識していないと無意識のうちに脱臼させてしまってる恐れもあるのです。

特に、先天的に脱臼経験がある方が要注意です。赤ちゃんの頃、お腹の中で脱臼してしまっている。その後の分娩時での脱臼。その影響は大人になっても継続します。医療従事者のもと定期的なフォローが必要になってきます。





変形性股関節症でも最もリスクがあるのは、こうした脱臼経験がある方たちです。幼少期にギプスをしていた、手術の既往がある、脱臼があったと親御さんから聞かされている、などは今後も見守っていく必要があるでしょう。

単に臼蓋形成不全だけの場合には、本来ならばリスクは少なかったはずです。ところが現場では、このあたりが混同されてしまっている傾向もあるので、ご自身が抱える痛みの既往をしっかり把握しておきましょう。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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