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[施術事例] 50代 変形性股関節症「進行期」 骨嚢胞

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[施術事例] 50代 変形性股関節症「進行期」 骨嚢胞

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「骨嚢胞」と呼ばれる現症が起こります。変形性股関節症も初期から進行期に差し掛かる過程の中で、あるいは、進行期から末期の間でも、レントゲン上の骨に穴が空くことがあります。その原因については未だ不明なことも多いのですが、ある程度の期間を経て観察してくると、骨嚢胞も消失してくることもあります。

ご相談いただいたのは60代の女性です。医療機関では、臼蓋形成不全と変形性股関節症の進行期と宣告され、将来的な手術を説明されています。

幼少期から歩き方の癖を指摘され、バレーボールやテニスなど活動的な生活を送ってきました。股関節に違和感を感じるようになったのは、出産を経験してからです。その後徐々に症状は悪化。大学病院の診察で教授から骨嚢胞を指摘され、怖くなり、お越しいただきました。

月に2回の施術を繰り返すこと計32回、約1年半後の成果です。

施術前

▲(向かって左側)右骨盤のところにポツッと黒い点が確認されます
▲骨に生じた穴が骨嚢胞です

施術後

▲約1年半の保存施術を行なった結果、骨嚢胞は消失しています
実際に手術の現場で骨嚢胞の状態を観察すると、やはり、骨の脆さが分かります。血流不足から骨への栄養が行き渡らないために生じるのでしょう。骨の細胞を活性化させるような刺激を加えることで、再び骨を強化したいところです。

普段の生活の中でも、姿勢や歩き方が重要であることが、こうした現症からも頷けます。極端な安静、かばうことがないように、適度に負荷を与えながら、中・長期的な視点で、経過を追っていく必要があるでしょう。

ちなみにこちらの方は、その後、担当医からは「奇跡。手術は必要ない」と診断を受けています。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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