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股関節唇損傷 関節唇の現状

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股関節唇損傷 関節唇の現状

更新 2021年07月16日(金)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #股関節唇損傷  #関節鏡・内視鏡  #研究論文 
6:24分の新幹線に乗り東京へ向かっておりす。今回の大阪もとても忙しかったです。昨日は急遽施術のご依頼が舞い込んできて朝8時からの施術スタート。コロナの影響がまだ残る中、遠方からもたくさんの方にお越しいただきまして誠にありがとうございました。保存療法も早期に取り組めれば、確実に改善されてゆきます。ぜひ、早めにスタートを切っていただきたいですね。

さて、前々回のブログでもご紹介しました通り、軟骨の有無は痛みとはどうやら関係がないことが分かってきました。実際に、私が担当している方でも、関節症末期、軟骨がなくてもルームランナーで走ったり、立ったりしゃがんだり、痛みなくできる方もいらっしゃいます。そうなると、軟骨に注目を集めるようなサプリメントの宣伝、どうなんでしょうか??軟骨以外にこれまで「関節唇」も痛みの原因として扱われてきました。しかしながら、この関節唇も実は、痛み原因ではないのでは?との研究も多く発表されています。ちょっと前の論文ですが、股関節唇の現状についてよくまとめられていましたので、ご紹介します。
この中で、注目すべき点を以下に抜粋しましたので、ご参考になさって下さい。
関節唇はこれまで一度損傷すると元には戻らない、と考えられていたのですが(ですから、内視鏡でオペしなきゃ治らない)、最近の研究の中では、自己修復能力があることが分かってきました。さらに興味深いのは、同じ患者さんへ複数回内視鏡による手術を行った結果、関節唇の修復が認められなかったにも関わらず痛みなくスポーツへ復帰できている、というのです。

となると、先述の関節軟骨同様、必ずしも、関節唇損傷が股関節痛の原因ではないとも捉えれるのではないでしょうか。私も、常に複数の原因を頭の中では考えています。
科学的な根拠を基本に、その人そのひとに対する痛みの原因と対処方法を丁寧にご説明し、ご自身で解決へと導き出せるようサポートさせていただいております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年07月16日(金)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #股関節唇損傷  #関節鏡・内視鏡  #研究論文 

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