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[股関節唇損傷] 痛みの原因チェック

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[股関節唇損傷] 痛みの原因チェック

股関節唇損傷の痛みは、どこにあるのか?

「股関節唇損傷」との診断であっても、関節唇そのものに痛みが存在しないことがあります。

では、どうして関節唇が損傷するに至ったのでしょうか。これは、股関節唇損傷に限らずですが、股関節から痛みが発するからには何か原因があるはずです。その原因を追求する姿勢こそが、保存療法でも大切です。

・怪我によるものか
・加齢に伴うものか
・姿勢や歩き方、普段の生活動作によるものか

あるいは股関節の以外のトラブル
・メンタルの影響か

当てはまりそうな根本的な要素をいくつかあげてみましたが、皆さんの痛みの原因はどこに存在するのかご自身で予測できますか。

事例紹介

先日ご相談いただいた方です。

股関節唇損傷を診断され、もはや、対症療法も効果を発揮せず、手術を視野に入れていらっしゃいます。

ただ、股関節痛の原因もしっかり分析されています。

股関節唇損傷の手術をしても、その後の人工関節のリスクはつきまといます。手術後のフォローを含め、術前に問題点を整理しておくことは、とても重要なことだと思われます。

執刀医の手術は成功は、本当か?

股関節唇損傷を診断され、その後手術を経験された方も多くお越しいただいております。

全国の医療機関から依頼が寄せられ、それぞれの先生方の痛みとの向き合い方が伝わってきます。中には、「手術は成功です。あとはリハビリを頑張って下さい」と告げられる方もいらっしゃっいますが、果たしてリハビリだけで良くなるのでしょうか。

股関節痛治療の難しさはまさにここにあります。表面的に見える部分だけを治療しても、問題は解決されないのです。

偏った使い方

一般の方でもそうですが、アスリートに頻繁にみられるのが股関節唇損傷です。アスリートと聞くと何でもできるスーパーマンのように想像されるかも知れませんが、実際の競技に関わる様子を間近で拝見していると、非常に偏った使い方をしていることがわかります。

考えておきたいのは「逃げ場」を作ってあげることです。いつも同じパターンでばかり動いていると、その箇所に負担が生じます。

例えば、日常の生活場面。

普段の競技特有の使い方で立って、歩いてはいないでしょうか。

人間の身体は幾通りもの使い方が存在し、股関節でいうならば非常に自由度の高い関節です。スポーツ場面と生活場面、状況に応じて使い分けられるようになれば、おそらく痛みに至ることもなかったでしょうし、この先も股関節痛で悩まされることもないでしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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