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生活習慣 変形性股関節症のリスクファクター②

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生活習慣 変形性股関節症のリスクファクター②

更新 2021年08月29日(日)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #研究論文 
オリンピックの開幕と同時に感染者数も増加し、一瞬銀座もばたつきましたが、また皆さん元気に通って下さっています。今日はそういった内容の論文です。

前回のブログの中では、変形性関節症でも特にoverweight(肥満)は注意する必要がある、趣旨の内容について触れましたが、最後に「生活習慣」についてもコメントさせていただきました。皆さんは普段から、どんな生活を心がけいらっしゃいますか。アメリカ人グループから報告された2021年、最近の研究論文です。
これによると「歩行能力」と「股関節周囲の筋力」は、普段の皆さん(変形性股関節症患者さん)の生活とも密接に関係する、と報告しています。痛くなると動かなくなる。趣味活動にも出歩かなくなる、買い物も億劫に。外出機会が減ると股関節周りの筋力は衰えます。まさに現代のコロナ禍の生活環境は、症状進行の要因とも捉えられそうです。
そうならないためにも、改めて考えなくてはならないのは、普段の生活習慣です。

座り放しになってはいないですか。
歩く機会は確保していますか。

変形性股関節症の診断をされた皆さんにとっては、とにかく「筋力」が命綱。筋力さえ確保されていれば、骨がどうであれ、軟骨がなくなったって、手術は回避可能でしょう。肝心の生活の要となる歩く能力が衰えれば、遅かれ早かれ最終的な決断を迫られることにもなるのです。
結論です。繰り返しになりますが、趣味活動や外出機会が減ったり、座っている時間が長くなると、股関節周りの筋力が低下するばかりか、歩くことすら困難になります。最後に星印で敢えて強調させていただきましたが、変形性関節症を抱えていても、今の活動レベルをいかに落とさずに維持できるか。ここが、手術or未手術の大きな分岐点となりそうです。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年08月29日(日)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #研究論文 

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