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[研究論文] スリッパと股関節痛の関係

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[研究論文] スリッパと股関節痛の関係

ginzaplusでは、正しい股関節の使い方を、個々の生活の特徴(職業形態、家事・育児等)に合わせて日常生活動作の中から実践していただいております。「生活こそがリハビリの場」です。そして、その中核を担うのは「歩き」です。一生手術を避けたいのなら、ぜひ痛みの少ないこの時期にご自身に合った歩き方を獲得していただきたいと思います。

そして、正しい歩行の実践にあたってはある程度条件を整えておく必要があります。まずは足元、靴です。

ヒールやパンプス、足に合わない靴を履いてる方を多く見かけます。仕事上仕方ないかも知れませんが、痛みを抱えている場合には注意が必要です。それと、寒いからとの理由で、スリッパに頼ってはいませんか。スリッパも使い方によっては、正しい歩きの実践を阻害することにも繋がります。

最近の研究「スリッパ着用が歩容に与える影響」の中でも示されるように、
参考)齊藤誠二:人間工学 48巻5号 2012

スリッパを着用することで、

1. つま先を上げられなくなる。
2. 股関節を曲げたまま歩いてしまう。

しっかり明記されています。
▲K.Gotz-Neumann : 観察による歩行分析 2008
さらに、上記に記したフェーズでは、スリッパが脱げないような工夫もされるでしょう。こうした習慣は関節周囲に顕著に現われます。

皆さんの気が付かないところで、股関節に負担をかけている可能性もあるので注意が必要です。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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