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[脚長差への工夫] 補高靴

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[脚長差への工夫] 補高靴

脚長差への対応は補高(ほこう)が一般的ですが、論文等でも報告されているようにその方法論は確立されておらず、専門家自身の判断により実践されているのが実情です。

先日お越し下さった方は、股関節高位脱臼。約6センチの脚長差に対してご覧のような補高靴を作成し、室内履き用に活用されています。これにより痛みもコントロールされ、
普段の姿勢や歩きにも大きな負担は免れているようです。

踵が高い分、着用すれば前傾が強調され、前のめりになりそうですが、それを食い止めるような工夫もなされています。作成にあたって何度も義肢装具士さんへ訪問されたようです。

以前に、脚長差があるとの理由で中敷きを勧められたある方は、慣れない靴の環境で、一気に症状が悪化し、新たな腰痛や股関節痛に悩まされた方もいらっしゃいました。股関節痛に対する手術が最終手段のように、脚長差に対する補高やインソールの調整も、ある意味、最終の方法です。本当に必要であるのか、確認しながら採用していきましょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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