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[施術事例] 40代 臼蓋形成不全

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[施術事例] 40代 臼蓋形成不全

保存施術+ 手術を回避
骨の変形がほとんどなく、軟骨損傷が軽度であれば、早い方では1~2回の施術で痛みから解放さされます。それでも、半年位かけてその後の経過を追っていくのが安心でしょう。

ご相談いただいたのは、40代の女性です。

幼少期からこれまでに股関節にトラブルはなく、足首を骨折したのをきっかけに股関節痛を発症。医療機関では臼蓋形成不全を告げられ「いずれ手術になるから安静に」と説明され、心配になりginzaplusまでお越しいただきました。

保存施術を開始し5回の施術を終え、半年後の様子です。
当初は杖を使用していましたが、1本→2本杖、そして最後はフリーでも安定した歩行を獲得できています。動くことへの怖さもなくなり、もちろん当時の股関節痛はもうありません。数年前に骨折した足首の硬さだけが唯一後遺症として残っています。

実はこちらの方は医療機関にお勤めの看護師さんです。配属先はICU。私も大学病院時代、ICUで急性期患者さんを担当させていただいたことがあったのでよくわかりますが、超が付くほどのハードな職場環境です。日々、80キロ超えの重症患者さんの介助や突発的にイレギュラーな身のこなしが要求されます。そうした中でも、上手に職場環境を活用され、現在は夜勤をこなせるまでに回復されています。

医療従事者であったためか、ご自身の症状に対する理解も早く、リハビリへも協力的であり、速やかに杖を外すことができたことが勝因のひとつでしょう。

保存施術では、臼蓋形成不全による骨の異常は治すことができませんが、短期に痛みの消失のみならず、パフォーマンスの向上も期待できます。育児、仕事、趣味活動など、生活面や職場環境を痛み治療へと転換しながら、ストレスなく改善を図りたいですね。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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