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[施術事例] 大学生 股関節唇損傷 陸上競技

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[施術事例] 大学生 股関節唇損傷 陸上競技

保存施術+ 手術前
アスリートが股関節を痛める主な原因は、使い過ぎによる疲労やフォームの乱れの問題、それと、パフォーマンス向上のために運動メニューが変わったり、運動負荷量が増したときです。

ご相談いただいたのは陸上部に所属するランナーです。医療機関では臼蓋形成不全と股関節唇損傷を宣告され、手術を決断されています。

練習中に股関節を痛め、3ヶ月練習を休んでいます。手術を希望されていましたが、心配されたご両親に付き添われお越しいただきました。

2回の施術を行い、1ヶ月後の様子です。

施術前

練習を休んでいたこともあってか、まともに歩くこともできていません。

施術後

痛みは改善され、軽いジョギングができるようになっています。

短期にここまで回復すれば、手術は必要ないのではとも思われますが、最終的にはご本人の意向や主治医との話し合いを設ける必要があるでしょう。

最後に、臼蓋形成不全に合併した股関節唇損傷に対する手術成績を報告した論文です。
この研究論文によれば股関節鏡による手術を行った結果、166例中47例が人工関節に移行したと報告しています。日本の最近の股関節学会では約2割といわれていますが、それ以上のリスクが心配さています。特にマラソンなどエンデュランス系のスポーツでは、同競技に復帰できないことも多く注意が必要です。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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