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[施術事例] 70代 変形性股関節症

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[施術事例] 70代 変形性股関節症

保存施術+ 手術を回避
変形性股関節症も、初期の段階であれば、全く手術の心配はありません。但し、症状が進行した末期ともなれば、ご本人の希望を尊重し、手術あるいは未手術の選択が迫られます。

ご相談いただいたいのは、70代の女性です。

幼少期から股関節にトラブルがあり体育は禁止、40代から徐々に脚長差が生じはじめ、医師の指示の下リハビリにも通いましたが、一向に改善されず、心配されたご家族に付き添われ、ginzaplusへお越しいただきました。

保存施術を開始し22回、約2年半後の様子です。
当初は、歩くことすらままならい状態でしたが、歩行補助具を用いれば、どこへでも、痛みなく動けるまでに回復されています。能力的には、書籍「変形性股関節症は自分で治せる」では、Bタイプの方です。関節はかたまりほとんど動かず、脚長差があり、歩きの獲得には年単位で見守っていく必要がありました。

通っていたリハビリでは「歩かないように」との指導を受けていたようでしたので、これが大きな誤算でした。歩かなくなれば、やがて、歩けなくなります。動くことへの怖さを払拭し、筋力低下を取り戻すには、相当の努力が必要です。来年には80歳を迎えます。今後は杖脱却に向け、瞬発力と俊敏性を兼ね揃えた身体作りを目指していきます。

変形性股関節症も関わり方を誤ると非常に厄介な存在です。移動能力さえも失います。それでも「どんなに不格好でもとにかく手術は絶対に避けたい」、ご自身で治そうとする前向きな気持さえあれば、望みは叶えられるでしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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