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[施術事例] 50代 変形性股関節症 手術前リハビリ

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[施術事例] 50代 変形性股関節症 手術前リハビリ

保存施術+ 手術前
先日お越し下さった方は人工股関節を入れてまだ3ヶ月。

手術前は杖をつかずに歩けていたのに、今は杖が必要な状況です。「本当に、この手術で良くなる人いるの?」そう尋ねられましたが、当初の痛みはなくなったものの、同側の違和感や脚の長さの差、反対側への痛みに悩まされていました。

手術前にリハビリを実施しておくことで、心の準備はもちろんその後に控えているリハビリにも役に立ちます。手術が終われば、基本的には速やかに退院を促され、ご自身でリハビリを行わなくてはなりません。手術前からご自身の股関節の状態や歩き方、身体の使い方の癖などを認識し、また仕事内容、趣味活動、住居環境などを記録(カルテ、動画など)として残しておくことで、その後に取り組むべき課題が明確になります。

さて、今回ご相談いただいたのは、50代の女性です。4ヶ月後に人工股関節による手術が控えています。

「2年前から股関節が痛み出し、整体や整形外科へ通いましたが、改善されず、今現在大学病院で検査中で、手術を検討している状況です。先生の著書を読んでいたので一度診て頂こうと思っていました。よろしくお願いいたします。」

初回の施術を終え、直後の様子です。
施術と歩き方の指導で、患部の痛みは消失し、健常者並の歩行を獲得できています。

年齢的にもまだ人工は早いかな、とも思われますが、手術のタイミングは人それぞれです。今後の計画について、担当医やご家族と再度調整いただければと思います。

今回の股関節症の発症のきっかけとなったのは、ペットのお世話からです。最近増えていますね。可愛いので夢中になってしまいがちですが、慣れない姿勢や動作から股関節にダメージを与えていることが多いようです。そうなると、手術をしても反対側への負担が心配されます。

コロナ禍もありペットブームの昨今、無意識な動きから手術に至ることがないように。ご自身の股関節にも十分気をつけていただきたいと思います。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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