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[施術事例] 50代 臼蓋形成不全

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[施術事例] 50代 臼蓋形成不全

保存施術+ 手術を回避
変形性股関節症は進行性の病です。

しかしながら、関節症がどういったことがきっかけで、軟骨や骨の破壊を招くのかは未だ明らかにされていません。一方で、実際に変形性股関節症を診断された皆さんの声からは、症状の進行を招く声が聞かれます。注意深く観察していると、股関節にとって負担になる動作を繰り返していることがわかります。

ご相談いただいたいのは、50代の女性です。

ママさんバレーを継続し数年前から股関節に違和感を感じ、複数の医療機関では変形性股関節症、臼蓋形成不全、股関節唇損傷との診断を受けています。今現在の悩みは、歩行時の殿部の痛みと脚長差です。

約45分の施術を終えて、初回時の様子です。
レントゲン画像からはまだ骨の変形は認められませんが、歩きの不具合から脚長差を訴えていました。

痛みがあるため、脚が突っ張り、閉じることができません。そのの影響から、本来とは異なる筋肉が過剰に働き、筋肉が硬直し痛みを発しています。脳も、「右脚が長い」と錯覚を起こしているようでした。

初回の施術後には痛みは消失し、力強く、真っ直ぐに歩けるようになっています。

変形が起きる前からの取り組みが大切です。こうした異常な股関節の運動も放置してしまうと、やがて習慣化され癖となり、軟骨や骨をも砕く破壊力を持つようになります。関節症を引き起こす原因は、意外にも、身近な動作に潜んでいることが多いように思われます。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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