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変形性股関節症 抜けるような症状

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変形性股関節症 抜けるような症状

おはようございます!久しぶりのブログの更新となってしまい申し訳ございません...。先日記事の中でもご紹介しましたが、キャンセル空きはブログ内でもご案内しております。現在ご予約が大変混み合っておりますが、調整可能な日程がございましたら、その都度記事の中でも取り上げております。現在、週末の大阪出張に「一枠」空きがございます。関西方面の皆さん、ご希望がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

さて今日も、変形性股関節症と診断された皆さんがよく遭遇する症状について、解説してみたいと思います。今日は「抜けるような症状」です。皆さんもありませんか、歩いているときに途端に力が入らない、股関節が外れた感じがする。立ってすぐに力が入らない...など、これも変形性股関節症特有の症状です。
医療機関では、それ相応の診断名を下されていましたが、比較的動けるタイプの方。本の体操とほぐしで症状が軽快され、さらなる指導を求めお越しいただきました。しかし、この1年、少し「自己流の道」へ入ってしまったようで、痛みがあった側はもとより反対側の良い股関節でも、上手に体重が乗せられていないようでした。ただ不幸中の幸いにも、歩けるし、可動域も良好であり、立ったりしゃがんだりの動きもスムーズ。筋力も申し分ありません。骨の状態も、医師の見立てほど悪くない印象です。

唯一問題だったのは、歩きの基本でもある「片脚立ち」ができなかったことです。厳密に申し上げれば、できるにはできるんですが、真っ直ぐではありません。大腿骨の骨頭の真上に、ちょうど臼蓋側の骨盤が正しく乗るように、これが、できていないのです。股関節が外れたような格好で、無理に体重をかけようとするから、上記症状を引き起こします。まさに保存療法で改善しなければならないポイントですね。努力のしどころです、これからが勝負です!

皆さんの中にも、一回の指導で痛みが改善される方もいらっしゃいますが(軽症の方)、臼蓋形成不全や変形性股関節症関連の診断を受けていたのならば、たとえ調子が良くても、年に一回はチェックを受けておきましょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

知らず知らずのうちに、また症状を抱える前と同じような動きや仕草、癖に逆戻りしてしまっていることが度々あるのです。ついつい無理をして、新しいことをはじめて、自己流の道へと進まないように...。たまには、メンテナンスを受けておきましょう。脚が広がらない、長さが変わったなどの症状が出る前であれば、皆さん、将来的には手術を回避できるはずです。



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