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変形性股関節症 股関節の手術を計5回

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変形性股関節症 股関節の手術を計5回

おはようございます。いよいよ12月もスタートしましたね。本当に今年はあっという間でした。年内は銀座での施術は予定よりも長く、29日(火)まで行うことになりました。皆さんのやる気もヒシヒシと伝わってきておりますので、もしかするとさらに延長するかも知れません。今年の悩み、痛みは年内のうちに解決しておきましょう!

さて、今日は股関節の手術について。股関節は、身体の中心に存在することから、一回手術を行うと複数回の手術が迫られることがあります。骨切りや人工や関節鏡など、それぞれにその割合もエビデンス、データとなって公表されています。特に、幼少期の手術経験は、将来の安全を必ずしも約束するものではなく、活動量やその方の骨の質などに影響を受け、再び"その時"が訪れることもあります。そのため、順調に思われても、必ず、専門家の指導により注意深く観察していくことが必要です。

先日ご相談いただいた方は60歳までの間に合計5回。片側を痛め手術をし、回復が悪く複数回の再手術。そのうちに反対側にも負担が来て、さらなる手術を。
手術もかつては、それいけドンドンで行われてきた風潮もありましたが、20年が経った今、骨切りや人工、関節鏡など、それぞれのメリット・デメリットがはっきり分かるようになってきました。毎年開催される股関節学会では、最新の情報がアップデートされています。骨切り手術を行い悪化した場合には、もしかすると、人工にした方がより活動の幅が広がるかも知れません。いや逆に、人工にすることで、両側の手術が迫られるかも知れません。通常、骨切り→人工への手術は非常に大変と聞きます。同様に、人工の入れ替えも、身体への負担がさらに増します。そうなると手術をしない、これも一つの選択です。

想定されるリスク、選択肢を提供させていく中で、常に、皆さまご自身のライフプランに合った、最良の手段を検討していきたいと思っております。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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