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変形性股関節症 手術か保存か?

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変形性股関節症 手術か保存か?

更新 2021年06月02日(水)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #大腿骨頭壊死症  #変形性股関節症  #学会  #保存施術  #股関節の手術 
「変形性股関節症の治療」について日本語で検索すると、ほとんどが手術の内容しか出てきませんから、手術以外の方法で治るなど、想像しにくいのかも知れません。しかし、私が所属する変形性関節症の国際学会(OARSI)や海外の痛み治療の研修会に参加すると、外科的な手術なしに改善させている例を多く耳にします。海外では当たり前に存在する考え方なのです。

「本当に、良くなるの?」

皆さんの中にも、保存療法へ取り組むことに不安や心配などがあることでしょう。

先日ご相談にみえた60代の女性です。医療機関では大腿骨頭壊死と診断され、手術を勧められています。お話を伺うと、頭の中はもう既に手術に切り替えているようにも思えました。画像と股関節の状態を拝見しながら、おおよその改善のまでの目安の期間をお話ししました。頑張れるのかどうか、ちょっと不安げな様子です。その後、感想をいただきました。
もしかすると、この方の人生を変えられる1時間になったのかも知れません。診断時に手術などと宣告されれば、最初は誰もが不安になるはずです。ましてや前例のない保存に臨むのにも勇気が要たことでしょう。ginzaplusでは、皆さんの意向を尊重し、素直に身体の反応する方法へと施術のご提案させていただいております。状況を無視した立場で、無理に保存を推し進めることもありませんし、手術を推奨することもありません。

皆さんの置かれている家庭環境や股関節の状態を考慮し、ご自身が心から望む治療方法の後押しをできればと考えております。ご自身が保存で頑張りたくても、家族がそれを認めてくれないご家庭もございます。ご本人が手術をしたくないとはいっても、もう頑張れない、体力も気力も失われた方もいらっしゃいます。全ての反応を前向きに捉えられず、焦りと怒りから精神的な追い込まれている方もいらっしゃいます。

皆さんそれぞれに個性があり、希望や目標もあり、状況やタイミングに適した治療方法が、必ず、存在するはずです。世の中には、保存という方法あるのに知らなかった。十分な保存を経験せずに手術に臨まれる方も後を経ちません。一方で、上記のような訴えで保存に限界を感じ、私の経験でも、年に約1割は手術へと向かわれます。ginzaplusの施術を通じて、ご自身の状態を正確に把握し、そして、本心から望む施術方法に巡りあえる機会になれば、と考えております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年06月02日(水)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #大腿骨頭壊死症  #変形性股関節症  #学会  #保存施術  #股関節の手術 

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