ブログ

[施術事例] 30代 骨切り(RAO)手術後 自然治癒

ブログ検索#出産前後

[施術事例] 30代 骨切り(RAO)手術後 自然治癒

保存施術+ 手術後
変形性股関節症の進行予防には筋力トレーニングが不可欠です。ただ、問題となるのはそのやり方です。やり方を誤ると痛みになるばかりか、関節症を進行させます。筋力を上手につけることができれば、将来も安心です。

ご相談いただいたのは30代の女性です。20代の骨切り手術を行い、現在通院中の医師からは変形性股関節症と診断され、人工関節を勧められています。

元々先天性の股関節脱臼の既往があり、20代にRAOを行い、出産後に発症した股関節痛です。その後徐々に悪化し「人工関節だけはできれば避けたい」との思いでお越しいただきました。

保存施術を繰り返すこと計11回、約1年後の成果です。
▲2010年5月 施術前。大腿骨は黒っぽく映り、骨が細くなっています。また骨盤の傾きも確認されます。
▲2014年4月 施術後。大腿骨は太くなり、色も変化。骨盤の傾きも改善され、脚長差もほぼなくなっています。
施術前のレントゲン画像であれば、おそらくどの医療機関に行っても手術を勧められることでしょう。ただ、前回からの比較で今回の画像をご覧いただければ、その決断には躊躇するかも知れません。1年間の間に、日常生活動作を中心に身体の使い方や筋力強化を図れたことで、骨にまで変化が現れています。

骨嚢胞は残存しますが、縮小傾向です。骨盤の傾きは修正されたことで、脚長差も感じにくくなっています。

進行性と表現される変形性股関節症も、ご自身の取り組み方次第で、進行を阻止することも可能です。また、最終的に手術に至ったとしても、しっかりとした丈夫な骨で手術をした方が、手術中、手術後のリスクも回避できるでしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



最新記事






▼「ブログ」その他のコンテンツ
全カテゴリ 股関節の保存施術 施術事例 お知らせ メデイア プライベート
Copyright © 2004-2024 ginzaplus | 当サイトの全コンテンツは著作権法、関連条約・法律で保護されており、無断での複製・転載・転用を固く禁じます。| 利用規約 | 個人情報保護方針
Web System & Design by R-Crafz