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[日常動作] 股関節痛を訴えやすい座り姿勢

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[日常動作] 股関節痛を訴えやすい座り姿勢

更新 2012年04月04日(水)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #保存施術  #FAI  #家事動作  #側弯症  #ヘルニア 
外国へ行きその国の暮らしを経験すると、また違った側面から日本人特有の股関節痛発症の原因が垣間見れます。日本では一般的に、臼蓋形成不全=変形性股関節症といったイメージが非常に強いように思われますが、果たして諸外国ではいかがでしょうか。

例えば、2011年に発表された論文の中では、

〝Relationship of Acetabular Dysplasia and
Femoroacetabular Impingement to Hip Osteoarthritis: A Focused Review"

臼蓋形成不全と変形性股関節症との関係については、回答は、半々に分かれています。つまり、必ずしも、臼蓋形成不全があるからといって、変形性股関節症に移行するとも断定できないようです。

今注目されているのは、FAI(FemoroAcetabular Impingement)という病態です。

「大腿骨の骨頭」と「骨盤」側との衝撃、関節に傷を作るような"股関節の危険な動き"が股関節痛の発症に関与しているということです。では、どんな"動き"に注意する必要があるのでしょうか。ひとつには、股関節を曲げた状態での内側にひねる動き、つまり、股関節の屈曲+内旋には注意する必要がありそうです。

例えば、こうした座り姿勢。
股関節の不利な運動パターンを招きそうです。

関節内への影響も心配されます。

外国へ行くと、こうした姿勢でもリラックスした光景をよく目にします。
股関節を外に広げる、外旋(がいせん)は股関節にもよさそうですね。

いかがでしょうか。床での座り姿勢。皆さんは、どちらのパターンが習慣になっていますか。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)




更新 2012年04月04日(水)
カテゴリ 股関節の保存施術
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