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変形性股関節症 動いて治す

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変形性股関節症 動いて治す

更新 2021年06月24日(木)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #tripod  #おしりエクボ体操 
福岡出張最終日です。天気にも恵まれ博多はとても過ごしやすい朝を迎えております。博多でもやっぱり朝ランが日課です。ホテルを出て毎朝大濠公園まで行き、池の周りをぐるりと2周。出張でも全国あちこち走りますが、ここも大好きなコース。街並み池を取り囲む低層マンションの雰囲気が良いですね。今朝もたくさんの方たちがそれぞれに朝活を楽しんでいらっしゃいました。

さて、今日も股関節の話題をお届けしましょう。変形性股関節症の手術をしない方法、保存療法とはいっても、いろんな方法がこれまでにも提案されてきました。海外の勉強会に参加すると、本当にびっくりするくらい皆さん健常者と同じようなトレーニングを積んでいらっしゃいます。変形性股関節症の痛みに対する捉え方が、日本と海外では大きく異なります。日本では「あれダメ」「これダメ」と運動制限が多く課せられますから、海外の動いて治す発想に追いつくにはもう少し時間がかかるのかも知れません。

先日ご相談にみえたのは、70代後半の女性です。いくつかの医療機関や治療院にも通っていらっしゃったようですが、いまいち効果を実感できずにいらっしゃいました。書籍をご覧になられ「私は、これを探していた」と仰ってお越しいただきました。
確かに年齢相応の変化が認められましたが、まだまだ動ける身体です。一回のご指導でだいぶ自信を取り戻せていらっしゃいますね。基本的には、安静を強いるのが日本の保存療法の現状でもあります。安静にすれば、関節への負担は和らぎ、一時的に痛みから解放されたかのような錯覚にも陥りそうです。但し、これは、皆さんの脳へ「この股関節は自分のものではない」という信号を新たに送っている時間でもあります。身体は痛めた股関節を使わないように、どうやって動けば良いのか、新たな方法を学習しはじめてしまうのです。

いわゆる、「代償(だいしょう)」といわれる現象ですね。代償による負担は、時間とともに腰や膝、反対側への股関節へも影響を及ぼします。片側の人工関節をすると反対も手術に至ってしまうのには、こうした目には見えない神経系のメカニズムが働いているからなのです。さらに問題なのは、この異変にご自身が気がついていないことがほとんどです。

動いて治す。

ちょっと上級レベルの課題とも捉えられそうですが、勘の鋭い方はもうお気付きでしょう。もし、ご自身の痛みと現状とを照らし合わせ、「痛みは楽になっているけど、何かおかしい」との疑問が生じれば、何かもう一押し必要なのでしょう、自信を持って安心した生活が送れるようになるために。解決のサポートに、ぜひginzaplusもご活用下さい。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年06月24日(木)
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