ブログ

変形性股関節症 10年先の未来へ

ブログ検索#tripod

変形性股関節症 10年先の未来へ

乙武さんが、義足歩行にチャレンジしています。先日あるテレビ番組で取り上げられていましたが、すごいなぁと観させていただきました。実は一度だけ新宿御苑の脇ですれ違ったことがあるんです。何事にも挑戦する精神は、人を輝かせるのだなぁとつくづく思います。

さて、保存療法も基本的には、施術事例でご紹介している通り、初期の段階では数回で改善しても、進行期や末期になると、どうしても時間がかかるものです。ですので、皆さんには、ぜひ粘り強くコツコツ続けていただきたいと思っております。

こちらの方は、昨年末からお越しいただいて4回目です。ちょうど私の母と同じくらいの年齢です。骨の状態は、病院では骨嚢胞(こつのうほう)があり進行期と診断されています。しかしながら、加齢に伴う症状とも判断できます。まだまだ良くなりそうです。日々、一生懸命トレーニングに励んでいらっしゃって、こちらまで嬉しくなりますね。
こちらの方は、50代の女性です。もうお越しいただいて2年が経ちましたが、最初は杖。それが今ではトップアスリートと同等の運動メニューにも挑戦していただいております。股関節周りには、大小20以上(片側だけで)もの筋肉がついていますので、そのどれもが働けるようになる過程では、当然筋肉痛も経験するものです、大丈夫です。不安になることもあるかも知れません、その際はいつでもご相談下さいね。
皆さん、経過や状態はそれぞれ違いますが、継続さえできれば、何らかの変化をもたらしてくれます。

正しく動かせば痛くないんだ。
こうして動かすと、ここの筋肉も使えるようになるんだ。

こうした気付きや経験の積み重ねが、トレーニングを習慣化させ、将来への自信をもたらしてくれるでしょう。40代以降は、筋力低下は必至です。そして、40代以降の方がライフイベントも多くなります。何でも良いので興味のあるものからはじめてみましょう。1日〇〇歩は歩く、階段をできるだけ利用する、電車では座らないなどなど、日々の生活でも工夫をすれば、いくらでも筋力を維持し、強くする方法はあるはずです。毎日、何かしらのノルマを身体に課しながら、この先10年、20年も自分の脚で歩ける身体づくりを心がけていきたいですね。

★ginzaplusのブログでは、頂いたメッセージやコメント、変形性股関節症患者さんの生の声を、記事の中でご紹介させせていただいております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



最新記事






▼「ブログ」その他のコンテンツ
全カテゴリ 股関節の保存施術 施術事例 お知らせ メデイア プライベート
Copyright © 2004-2024 ginzaplus | 当サイトの全コンテンツは著作権法、関連条約・法律で保護されており、無断での複製・転載・転用を固く禁じます。| 利用規約 | 個人情報保護方針
Web System & Design by R-Crafz