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[施術事例] 50代 骨切り手術→人工股関節→再置換

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[施術事例] 50代 骨切り手術→人工股関節→再置換

保存施術+ 手術後
手術後のご相談が相次いで寄せられます。

2024年までの日本の股関節学会における研究発表の場では、骨切り手術では人工股関節へのリスクが。また、人工関節では、骨折、感染、緩み、脱臼などによる再置換のリスクが報告されています。

ご相談いただいたのは、40代の女性です。

幼少期に股関節のトラブルはなく、20代に入ってからエアロビクスで股関節を痛め、医師の勧めで骨切り手術を施行。その後、順調に経過していましたが、ピラティスの個人レッスンの最中に再び股関節を受傷。保存療法での改善が難しく、人工関節の手術を施行。その後10年が経ち、人工関節の緩みにより再置換術を行いました。
骨切り手術では、もちろん未手術で経過するケースもありますが、おおよそ20年前後で人工関節に至ることが多いです。人工関節になったとしても、骨が弱いと人工関節がしっかりおさまらず「緩み」から再置換を余儀なくされます。

人工股関節の手術では、ステムと呼ばれる金属を大腿骨にハンマーで打ち込んでいくわけですが、元々骨の弱い方では手術中に骨折が生じたり、加齢に伴うホルモンバランスの影響から骨が脆くなり、金属で抜け出てしまう恐れがあります。

また、再置換後のリハビリでは、股関節周囲の癒着や筋肉の張りも失われ、さらにリハビリに苦労されている方がいらっしゃいます。

その先生にしかわからない手術の手技などもありますので、最低でも年に1回は必ず執刀医の画像チェックを受け、人工関節が骨の中にしっかりおさまっているのかどうか、確認するようにしましょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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