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[施術事例] 50代 人工股関節手術後 脚長差

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[施術事例] 50代 人工股関節手術後 脚長差

保存施術+ 手術後
人工股関節手術後に最も多いトラブルとして、脚長差(きゃくちょうさ)の問題が上げられます。脚長差が生じると、歩き方に問題が現れ、最終的には反対側の股関節にも痛みが生じることが多いようです。

ご相談いただいのは50代の女性です。医療機関では変形性股関節症と診断され、即人工関節による手術を受けています。

手術後1ヶ月後までは、順調に回復していましたが、2ヶ月を過ぎたあたりから術側の膝とすねに痛みを抱え、お越しいただきました。

保存施術を開始し計17回、約5年後の様子です。
当初、落ち込みが激しく、現状を受け入れられない状況ではありましたが、次第に痛みが軽減され動けるようになってくると、これまでの仕事にも復帰できています。

手術前の歩きの影響が、手術後にも現れることがあります。元々の骨の変形が著しく、人工関節を入れたことで関節周囲が驚いたのでしょう。突っ張ったような感覚が抜けずにいました。時間はかかりましたが、ようやくご自身の関節として認識されはじめています。

片側だけの人工関節の場合には、決まって、反対側へも手術を迫られることが多くあるため、手術後早期から跛行を作らない、できるだけスマートな歩きを学習できる機会を設けておきたいところです。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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