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[人工股関節] 長持ちさせるためには

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[人工股関節] 長持ちさせるためには

更新 2025年09月14日(日)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #股関節の手術  #合併症・後遺症  #脚長差 
人工股関節に置き換えれば全て終了、ということではなく、その後も定期的なチェックが必要です。

しかしながら、
・地方で手術をした
・当時の執刀医が異動になった
・定期通院が面倒
・もう来なくてもよいといわれた
などを理由に定期通院ができなくなってしまうことも多いようです。

こうした状況の中、今年に入って以前に私がお世話になっていた順天堂医院で、人工股関節手術後の方向けの相談窓口が開設されました。他院の手術後も診て下さるようですから、心強いですね。何か不安なことがありましたら、ご相談なさってはいかがでしょうか。

さて、人工股関節を長持ちさせるには、2つの視点が重要だと考えています。

「目に見える症状」:自覚症状あり

・手術後の足の長さの差が気になる
・歩き方がおかしい
・腰や膝などが痛くなってきた
・反対側の股関節までも痛くなってきた

こうした症状に対してはリハビリが効果を発揮します。これまでの痛みとの格闘や歴史、また心理的な要因が姿勢や動作(特に歩き方)に反映されるため、適切なリハビリ指導が必要です。

「目に見えない症状」:自覚症状ないことも

・インプラントの破損
・骨融解(骨が溶けること)
・緩み(ゆるみ)
・微小骨折

などが考えられます。これらの問題については、リハビリでどうこうというよりも、冒頭でご紹介したような人工股関節の専門医の診察が必要になります。レントゲンやCTなどを用い、身体の内部におさめられた人工関節の状態を評価してもらいます。早期発見により大掛かりな入れ替え手術を防ぐことができます。

確かに医療技術の進歩により、インプラントの性能は向上されましたが、一方で、受け入れた側の身体は年齢とともに衰えてきます。インプラントの健康状態のチェックはもちろん、受け入れた側の身体もメンテナンスしながら、安心した生活を送っていただければと思っております。

手術後のリハビリ相談もお受けしております。各種症状と対策については、こちらをご参考になさって下さい。
股関節手術の種類、リスク、後遺症:人工股関節手術:https://ginzaplus.com/jp/treatment/surgery1/

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2025年09月14日(日)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #股関節の手術  #合併症・後遺症  #脚長差 

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