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[施術申し込み] 一時効果と持続効果

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[施術申し込み] 一時効果と持続効果

更新 2025年05月18日(日)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #バレエ・新体操  #変形性股関節症 
変形性股関節症と診断されたほとんどの方は、股関節周囲の至る所に筋肉のコリを抱えています。

これらが悪さをし、関節の動きを狭めたり、痛みを生じさせることがあるのです。

筋肉のコリは、押したりほぐしたりすることで、痛みを緩和させ、関節の可動範囲をも広げさせてくれます。

しかしながら、効果が「一時的」であり、再び症状を繰り返すこともよくあります。

そうした場合には、筋力低下が生じた筋肉を見つけ出し、これらの筋肉を積極的に鍛えていくことが必要です。

どの筋肉が弱いのか?

このあたりは理学療法士の専門分野です。

弱い筋肉、つまり筋力低下した筋肉が存在すると、無意識のうちに得意な筋肉を選択し、常用化し、筋肉のコリを生じさせます。

どの筋肉が、どの場面で使えていないのか?

痛みの原因を深堀りできると、自分自身の身体の状況を正確に理解でき、同じような過ち(痛み)を繰り返しにくくなります。

例えば、生活場面では、歩く際にはつま先がしっかり正面を向いているのか、どうか。おしりを使わずに、膝下だけで歩いていないか。

レッスン場面では、ターンアウトの際、おしりの奥の筋肉から大腿骨をしっかり回旋できているのか、どうか。骨盤を無理に前傾させ、前腿(まえもも)に頼っていないか、など。

できるできない、も大切ですが、痛みを抱えている以上、身体のどの筋肉からその動きが達成されているのかを、リハビリでは見極めなければなりません。

今、動きの基本が徹底されているのかどうかで、10年後、20年後に差が現れます。

生活場面とレッスン場面は密着に結びついています。対症療法に陥ることで股関節症を進行させ、徐々に関節が動かなくなり、歩行能力を失わせることさえあります。

一時的な効果に終止することなく、「持続効果」を高めるためにも、きちんと細かいところまでケアを行き届かせたいところです。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2025年05月18日(日)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #バレエ・新体操  #変形性股関節症 

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