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[研究報告] 股関節鏡手術の効果(2024年股関節学会から)

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[研究報告] 股関節鏡手術の効果(2024年股関節学会から)

今日は股関節鏡の手術に関する報告です。

日本では2010年以降、急速に増えた内視鏡による股関節への手術も、さらに研究が進み、その全貌が明らかになりつつあります。

股関節鏡による手術は一定の効果が期待できる、と前置きした上でやはりリスクの存在を示しています。「40歳以上」では、早期に関節症が進行し、人工関節に至ると報告されています。
上記報告は、FAIといわれる病態に対してですが、こちらは、日本人には多い臼蓋形成不全への影響です。ここでは「手術後5年」がひとつの目安と捉えられていて、一定の割合で人工関節へ移行することが報告されています。

かつては、変形性股関節症の予防として注目された股関節鏡による手術も、適応症例が絞り込まれつつあります。

当時、私も色々と調べました。こちらもぜひご参考になさって下さい。

臼蓋形成不全にはNG:https://ginzaplus.com/jp/blog/cat_1/764/
股関節唇損傷 スポーツと臼蓋形成不全:https://ginzaplus.com/jp/blog/cat_1/649/
[研究論文] 股関節唇鏡下術 臼蓋形成不全へは不適応:https://ginzaplus.com/jp/blog/cat_1/630/

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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