痛みの回復までの期間については、診断名と症状別にginzaplusのWEBサイトにまとめております。
施術を申し込まれる際にはぜひご参考になさって下さい。下記「事例紹介」に取り上げていないようなケースでは、ginzaplusの専門外です。私の勉強不足でもありますが、医療機関の専門医にご相談いただきますようお願いいたします。
事例紹介:
https://ginzaplus.com/jp/testimonials/
これまでに皆さんとの施術を通じて理解したこととは、基本的に、経過年数が短い方ほどより短期に症状の改善に漕ぎ着けることができます。一方で、経過の長い方ほど症状が複雑(認知機能の影響が強い)であり、その回復にも時間を要します。ただし、例外的なケースもあるようです。経過が長く、医療機関では進行期や末期と宣告されているような方でも、速やかに痛みから回復される方もいらっしゃっいます。
例えば、先日ご相談いただいたこちらの方です。
経過年数は16年。比較的長い部類に属します。
それでも絶対に手術は避けたいとの強い思いと前向きに手術以外の方法で可能性を求めていらっしゃっています。
一般的に診断後10年以上も経つと、軟骨や骨の変形など構造上の異常は避けられませんが、それ以上にメンタル面、心への影響が心配されます。
素直にトレーニングに取り組んでいただけるのか?
動くことへの理解を得られるのか?
前向きな意欲が感じられるのか?
痛みとは、単に損傷した末端の箇所の問題ではなく、皆さんの情動、言葉、表現とも密接に関わりがあります。発せられる言動にも注視しながら、速やかに解消を図りたいところです。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)