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変形性股関節症 保存について考える

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変形性股関節症 保存について考える

更新 2021年09月25日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #股関節の手術 
ginzaplusのお向かいのビルに「王子ホール」というコンサートホールがあったのをご存知でしょうか。鑑賞前後に施術にお越しいただく方もいらっしゃいます。優雅でいいですね~最近では毎週末開催されているようですので、お時間がございましたらいかがでしょうか。

さて海外では、保存療法は全ての症状に対しはじめに導入すべき治療方法として推奨されますが、日本では保険制度的な問題や熟知した専門家が少ないこともあり、外科治療が先行されがちです。

今回ご紹介させていただきたいのは、先日大阪でお会いした70代の女性です。娘さまに付き添われてお越しいただきました。2回に渡り関わらせていただきましたが、その後の様子をいただいております。
全ての症状に万能とまではいきませんが、非常に大きな可能性を秘めています。

まずは「痛み」について。
股関節の痛みにも、手術が必要な痛みとそうでない痛みが存在します。レントゲン画像やMRIももちろん参考にはなりますが、この判断は専門家でないと難しいと思われます。手術が必要のない痛みで手術をされ、手術後の不調に悩んでいる方もいらっしゃいます。手術しなくても取れる痛みかどうか、手術が必要か否かの判断にもぜひ専門家のアドバイスをご活用下さい。

それともう一つ大切なことは「適正」について。
多くの方に有効ではあっても、基本的な考え方はリハビリです。日々の生活を心掛けたり、運動課題に取り組んでいただく必要があります。はじめのうちは色んな反応も訪れるでしょう。そうした波をも歓迎できるのかどうか。このあたりも適時判断しながら、ベストな方向性を導き出したいと思っております。

人間の身体は、何歳になっても変わる力を持っています。正しい刺激を与えられれば、必ず良い方向へと反応してくれます。しかしこれも受け止め方次第です。関節内の炎症も骨の変形も回復過程の一部ですが、どう受け入れられるかで、プラスにもマイナスにも働くでしょう。刺激の与え方や強度などを調整しながら、ご自身の変化さえも愉しめるリハビリを、皆さんにも体験していただきたいですね。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年09月25日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #股関節の手術 

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